ローズってどうしてバカ高いの!
ローズ 良い香りですよね!
なんか波動が高いらしいですよ! 知りませんが (笑) ヾ(・・ )ォィォィ
しっかしローズはなんであんなに高いんでしょ!!!
1mLで約1万円 なんか最近ずーっと値上がりし続けてるし o(;△;)o エーン
良いバラが確保しづらくなってきてるんですかね〜
さて今回はこの馬鹿に高価な精油「ローズ」についての記事になります☆
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市場で販売されているローズには、抽出方法によって大きく2種類に分けられています。
◆ ローズ オットー (Rosa damascena)
これは水蒸気蒸留法で抽出されている精油になります。
使われるのはダマスクローズになります。ダマスクローズは数あるローズの中でも香りが優れていて、「花の女王」と呼ばれています。ただ花びらが少ない事もあり、僅か1滴を抽出するために100本近い花が必要と言われています。
そのため、考えだされた抽出方法が溶剤を使って抽出する
◆ ローズ アブソリュート (Rosa centifolia)
◆ローズ ダマスク アブソリュート(Rosa damascena)・・・色々あるようです。
アブソリュートとついていたら溶剤による抽出になります。抽出したローズが何かを知りたい場合は学名で確認してください。
(ネットを見てみるとダマスクローズを使っている場合は品名でも表記している様です、表記して無い物は学名で確認されたら良いと思います。香りがどうしても違ってくるので注意が必要ですね)
<溶剤での抽出方法について>
揮発性の有機溶剤の中に植物をひたして芳香成分を抽出する方法。
抽出したい植物を揮発性有機溶剤のなかに浸します。
芳香成分と天然のワックス成分が中で溶け出たら溶剤を揮発させて取り除くと、
芳香成分と天然のワックス成分を含んだ半固形状のものが残るので、それをエチルアルコール処理を行って芳香成分を取り出したものをアブソリュートと読んでいます。
溶剤が微量に残留する可能性もあるので、肌に塗布するアロマテラピーでは(当サロンでは)使用しておりません(注:アブソリュートが悪いと言う事では無いですよ。。。)
使わない判断は溶剤もありますが、抽出方法の違いによる成分の違いもあります。
ローズオットー (Rosa damascena)の方がシトロネロールやゲラニオールが多く含まれていているので、免疫力を高めたりや幸福感を感じられて心の強壮にも良い影響があるのでトリートメントに使うのは贅沢ですが良い精油だと思います。
香りについていえばアブソリュートの方が断然、本物のローズの香りに近いです。
香水を作る時などはこちらの方が良いと思います!
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さて、ローズがなぜこんなにも高いのか(;´▽`A``
<1,抽出が大変>
先の抽出による事も高い理由になりますが(ローズオットーの場合です)、それいがいにも理由があるんですよ〜。
<2,収穫が大変>
ダマスクローズは他のローズに比べるととても棘が多くて機械が使えないため、全て手作業で収穫しているんです。
しかも収穫して直ぐに抽出しないと香りが薄れていくため、時間とトゲトゲとの戦いです!
<3,収穫時期が短い>
ダマスクローズの咲いている時期は5月初旬。咲いている期間は「約2週間」ヽ(*'0'*)ツ ワァオォ!!
たった2週間!!!(場所によって若干違いがあると思います)
この短〜い期間で職人さんたちがせっせと手摘みで収穫し抽出された物が1年間を通じて流通しています。
高いはずです!!!
ローズ オットーは精油の香りを嗅ぐだけでも優雅な気分になりますが、
精油が取れる背景を想像するとより大切に使おうと思いますよね。一滴一滴がとても貴重な花からのギフトです。
ローズを使われる際には、わずか5月の数週間だけ畑一面に咲くピンクのバラにちょっとだけ思いを馳せるのもステキです。
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